さまざまな理由で「インスタをやめたくなった」「アカウントを削除して退会したい」と考える人も多いでしょう。
しかしながら、アプリのアンインストールやアカウントの一時停止だけでは、退会処理は完了しません。
インスタグラムのアカウントを完全に削除するには、専用の削除ページから手続きをする必要があります。
そこで今回は、インスタグラムのアカウントを削除する手順や削除する前に知っておくべきことについて、詳しく紹介していきます。
後悔しないように、アカウントを削除する前の注意点
インスタグラムのアカウントを削除する前に、知っておくべき大切な点を見ていきましょう。
インスタグラムには、「アカウントを削除する」と「アカウントを休止する」という二通りがあります。
アカウントを「削除」すると、あなたのプロフィールや投稿した写真、動画、コメント、いいね、フォロワーなどの情報が全て無くなりますし、二度とそれらを見ることは出来なくなります。またあなたをフォローしている人のアクティビティリストからも、あなたの情報が消えてしまいます。
そして、同じユーザーネームでの再登録やアカウントの復元も不可能です。これが所謂、「退会」というプロセスになります。
一方で、「アカウントを休止」する場合、情報は削除されず、プロフィールは「このページはご利用いただけません」と表示されるだけなので、必要に応じていつでもアカウントを再開させることができます。
アカウントを完全に削除すると、そのアカウントを復元することはもちろん、再利用することも不可能になります。
ただし、削除手続きをしてからアカウントが完全に消えるまでには30日間の猶予があります。
そのため、アカウントの削除を決断したら、これまでの写真や動画、アーカイブされた投稿、プロフィール情報、ダイレクトメッセージなどのデータをあらかじめ保存しておくことが望ましいでしょう。
インスタグラムのアカウント完全削除方法
インスタグラムでアカウントを削除する手順についてご説明します。
アプリ版またはウェブ版をご利用の場合、それぞれ削除方法が少し異なります。
アプリ版インスタグラムでアカウントを削除する方法
1. アプリ版Instagramを開いて、プロフィール画面の右上にあるメニューボタンをタップします。設定とプライバシーを開いた後、アカウントセンターに進みます。
2. アカウントセンターで、個人情報をタップし、アカウントの所有権とコントロールを選択します。
3. 利用解除または削除をタップし、削除を希望するアカウントを選んで、アカウントの削除にチェックを入れて次へと進みます。
4. 削除する理由を選んで次へをタップすると、パスワードの入力を求められます。パスワードを入力後、次へをタップし、アカウントの完全削除を確認の画面でアカウント削除のボタンを押せば完了です。
削除されたアカウントは30日後に完全に削除されます（削除設定後30日以内であればアカウントを復活することができます）。例えば、5月29日に削除手続きを行った場合、削除期限は6月28日になります。
ウェブ版インスタグラムのアカウントを削除する方法
Instagramのアカウントをパソコンから退会するには、まず公式サイトのアカウント削除ページで、使用しているアカウントにログインします。
ログインしたら、アカウント削除ページに表示される理由のリストから、適切な理由を選んでください。
理由を選んだ後、パスワードを入力して、画面下部にある「〇〇（アカウント名）を削除」というボタンをクリックします。
これらの手順により、Instagramアカウントは削除され、それに伴い退会処理が完了します。
ただし、アカウントを削除した日から30日間は、アカウントを復活させるためにログインすることができます。
アカウント削除後30日以内、他のユーザーにはどのように表示されますか？
アカウントを削除しても、30日間は復活可能です。その間、アカウントはまだ完全には削除されておらず、ログインすることで再び使えるようになります。
もし他のユーザーがこの30日間にあなたのアカウントを探すと、「ユーザーが見つかりませんでした」と表示されます。
また、あなたの投稿した写真や動画、フォロワーもこの間は表示されません。
アカウント削除についてのFAQ
削除したユーザーネームは誰でも使えるの？
Instagramアカウントを削除すると、そのユーザーネームは他の誰でも使えるようになります。
アカウントが存在するときは他の人はそのユーザーネームを使うことができませんが、アカウントが完全に削除された後は使用可能です。
猶予期間が過ぎたInstagramアカウントの復活ができる？
Instagramアカウントを削除した後も、一定期間はデータが残ることがあります。
そのため、猶予期間が過ぎた後でも、状況によってはアカウントを復旧できる可能性があります。
Instagramは削除処理に最大90日かかることがあると説明しています。90日を過ぎても、Instagramのバックアップストレージにアカウント情報のコピーが残っていることがあります。
30日以上経過しても、アカウントの復旧は保証されませんが、試す価値はあります。
アカウントの持ち主が亡くなった場合は？
アカウントの持ち主が亡くなった場合、親族はそのアカウントの削除を申請できます。
親族は必要な情報を削除リクエストフォームに記入することにより、Instagramに削除を要請できます。
親族であることを証明する書類（故人の出生証明書や死亡証明書など）の提出が必要になります。
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